- 次世代に引き継ぐためにできること-
吉村順三、吉田五十八、前川國男による三つの住宅
現在、築 40 年をこえた昭和の名作住宅が、それぞれの事情 により、ひっそりと姿を消しつつあります。そのなかには、 昭和という時代を代表する、歴史的、文化的価値が高い住宅 も含まれています。こうした名作住宅の多くは、まだ十分に 住める状態でありながら、個人の所有であるために継承が難 しく、保存を望む人々の思いや活動も空しく、解体される例 が後を絶ちません。
このたび、吉村順三、吉田五十八、前川國男が設計した三 つの名作住宅-「自由が丘の家(園田高弘邸)」(1955)、「旧倉田邸 」(1955)、「 新前川國男自邸 」(1974)- を と り あ げ 、 展 覧会を開くことになりました。どの住宅も、現在、保存・継 承の問題に直面し、住み継いでくださる方を探しています。 本展覧会を通して、この三つの名作住宅の「住まい」とし ての魅力を多くの方々に知っていただき、保存を前提に購入 してくださる方を募ると同時に、こうした名作住宅を次世代 に引き継ぐための仕組みづくりに取り組んでいきたいと考え ています。
吉村順三、吉田五十八、前川國男による三つの住宅
現在、築 40 年をこえた昭和の名作住宅が、それぞれの事情 により、ひっそりと姿を消しつつあります。そのなかには、 昭和という時代を代表する、歴史的、文化的価値が高い住宅 も含まれています。こうした名作住宅の多くは、まだ十分に 住める状態でありながら、個人の所有であるために継承が難 しく、保存を望む人々の思いや活動も空しく、解体される例 が後を絶ちません。
このたび、吉村順三、吉田五十八、前川國男が設計した三 つの名作住宅-「自由が丘の家(園田高弘邸)」(1955)、「旧倉田邸 」(1955)、「 新前川國男自邸 」(1974)- を と り あ げ 、 展 覧会を開くことになりました。どの住宅も、現在、保存・継 承の問題に直面し、住み継いでくださる方を探しています。 本展覧会を通して、この三つの名作住宅の「住まい」とし ての魅力を多くの方々に知っていただき、保存を前提に購入 してくださる方を募ると同時に、こうした名作住宅を次世代 に引き継ぐための仕組みづくりに取り組んでいきたいと考え ています。